06-4708-8120

Columnsコラム

【レビューください、は卒業しよう】“書かせる宿”じゃなく“書きたくなる宿”に。

目次

    “絶対にやらない”良いレビューを書いてとお願いする行為。民泊・貸別荘で本当にやるべきことは「おもてなしの質を磨くこと」だった。


    「レビューお願いします」はおもてなしの敗北

    民泊や貸別荘の運営において、レビューは非常に重要です。

    高評価レビューが多ければ多いほど、新規の予約につながりやすく、宿の価値も自然と上がっていきます。

    だからこそ、多くのオーナーや運営会社が、

    **「良いレビューを書いてください」**というお願いを、ゲストに直接送ってしまいがちです。

    でも、それ──

    あなた自身が泊まる側だったらどう感じますか?


    “お願いレビュー”はゲストにプレッシャーを与える

    ゲストの多くは、「本当にいい体験だった」と思えば自然とレビューを書いてくれます。

    その行動は自発的で、感情がこもり、読み手の心にも届きやすい。

    ところが、滞在後に届いたメッセージがこんな内容だとどうでしょう?

    「レビューがとても大切なので、良い評価をお願いします」

    「星5を付けていただけると嬉しいです!」

    「何かご不満があれば連絡ください。レビューにはぜひ高評価を!」

    こうした“懇願メッセージ”を受け取ったゲストは、こんなふうに思います:

    • 「プレッシャーだな…」

    • 「頼まれたから書くのってなんか違う」

    • 「そもそもそれって、私の自由じゃないの?」

    そして最悪の場合、

    **“わざわざ頼まないと良い評価がもらえない施設”**という印象を持たれてしまうのです。

    レビューを書きたくなる宿は、お願いしなくても書かれる

    これは実体験ですが、筆者が運営している民泊施設では、一切「レビューを書いて」とお願いしていません。

    それでもレビュー率は非常に高く、星4.8〜4.9の水準をキープしています。

    なぜか?

    ゲストが「これは書きたい!」と思える体験を提供しているからです。

    • 清掃が徹底され、入った瞬間に感動がある

    • スタッフやホストの対応がスマートかつ温かい

    • 宿の雰囲気がインスタ映えして、自然とSNSや口コミに載せたくなる

    • 小さな気配り(ウェルカムメッセージやメッセージカード)が心に残る

    こうした**“感動のタネ”を宿側が用意しておくことで、レビューは勝手に生まれてくる**のです。

    「レビュー依頼」にかける工数は、“おもてなしの強化”に回せ

    滞在後に一斉送信でレビューをお願いし、返信を待ち、書かれたか確認して…

    そんな手間のかかるルーティンに時間をかけるくらいなら、

    そのエネルギーを「おもてなしのクオリティ向上」に回した方が、はるかに効果的です。

    たとえば:

    • ウェルカムドリンクや簡単なギフトの導入

    • ローカルのおすすめスポットが載ったオリジナルMAPを置く

    • 誰でも感動する照明の演出や音楽のチューニング

    • ゲストが「次もまた来たい」と思うチェックアウト体験を演出する

    「良いレビューをお願いする」のではなく、

    「良いレビューを書かずにはいられない宿をつくる」
    。

    これが、選ばれ続ける宿が共通して実践している姿勢です。


    ■ ゲストとの信頼は“強要”ではなく、“共有”から生まれる

    良いレビューとは、ゲストがあなたの施設で過ごした「良い記憶」の記録です。

    その記録を強引に頼むのではなく、自然と心が動いた瞬間を共有してもらうことこそが理想。

    そのために必要なのは、レビュー催促メッセージではなく、

    ゲストの感性を揺さぶる「体験」をどれだけ用意できるかにかかっています。

    まとめ:「レビューください」を言わなくてもいい宿になる

    民泊や貸別荘の世界は、今や競争が激しく、「どれだけ高評価レビューがあるか」が武器になります。

    でもそれは、頼んで集めるものではなく、作り込んだ“おもてなし”の副産物です。

    レビューはお願いするものではなく、

    自然と集まるもの。

    その土台を築くには、レビュー催促の文面を考える時間を、

    「ゲストの感動」に変えるアイデアを考える時間に変えること。

    これが、長く愛される宿の唯一の道です。

     

    このコラムについて

    本コラムは、民泊運営歴10年・宅地建物取引士資格を持つ管理部長・柳瀬が、実務経験をもとに執筆しています。

    OTA(Airbnb・Booking.com 等)の実運用、価格調整・稼働率改善、住民・ゲスト・管理組合とのトラブル対応、行政対応・是正指導、うまくいかなかった運営や撤退判断まで――現場責任者として経験してきた民泊運営のリアルを踏まえた内容です。

    本コラムでは、きれいな成功談や理想論だけのノウハウではなく、

    **「実際に現場で何が起きるのか」「どこでつまずきやすいのか」「判断を誤りやすいポイントはどこか」**を、実務目線でお伝えしています。

    コラムを読んで

    「今の運営、このままで大丈夫なのか」

    「一度、第三者の意見を聞いてみたい」

    「これから民泊・貸別荘を始めたいが、何から考えるべきか分からない」

    と感じた方は、運営相談・新規相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

    現状整理から方向性の確認まで、実務経験をもとにお話しさせていただきます。

    Our Experts

    この知識を、
    実際のヴィラ・民泊事業として
    扱う専門家がいます。

    PROGRESS WORKSは、
    不動産・事業スキーム設計・
    ヴィラ開発・データ戦略・OTA・
    運営まで、
    専門領域ごとに
    専門家が分担する体制です。

    藤堂 司

    藤堂 司

    Strategy / Data / OTA

    柳瀬 絵里香

    柳瀬 絵里香

    Real Estate / Business Design / Operations

    平田 智哉

    平田 智哉

    Acquisition / Development

    Meet Our Experts

    Brand Story

    PROGRESS WORKSが、
    なぜこの事業をつくり、
    何を大切にしているのか。

    Brand Storyを読む

    この記事の背景には、
    10年分の現場があります。

    民泊とともに10年以上。
    物件を見て、事業を考えて、
    空間をつくり、運営しながら
    数字と向き合ってきました。

    ここで書いていることは、
    その積み重ねの中から
    出てきたものです。

    About Progress Works PROGRESS WORKSとは、どんな会社なのか。

    Property List

    こんなヴィラ・民泊不動産があったら、
    教えてください。

    沖縄・淡路島・白浜・高島・御殿場など、
    「こんな条件のヴィラ・民泊不動産があれば検討したい」
    というご希望をお聞かせください。
    まだ具体的な購入予定がなくても構いません。
    ご希望の条件に合う案件が見つかった場合に、個別にご連絡します。

    Contact

    LET'S TALK
    ABOUT YOUR VILLA.

    VILLA BUSINESSについて、
    まずはご相談ください。

    お問い合わせはこちら

    06-4708-8120 受付時間 9:30〜21:00(年中無休)

    ご相談はこちら