【警告コラム】ついに豊島区が動いた!東京の住宅街民泊は“ジワジワ締め付け時代”へ──次のターゲットはあなたの区かもしれない。

2025年、東京の民泊市場に激震が走った。
豊島区が 年間営業日数を180日 → 120日に短縮、さらに 区の7割で“新規民泊禁止” という、まさかの“民泊冬の時代”に突入する条例を可決。
「え?ウチ豊島区じゃないし大丈夫でしょ?」
そう思った東京の民泊オーナーたちへ、私はあえて言いたい。
その慢心が一番危険です。
“民泊の逆風”は、静かに、しかし確実にあなたのエリアへ向かっています。
まるで、最初に倒れるドミノを見て、
「まあ自分の順番は来ないだろう」と思っている人のよう。
だが現実は—
ルールを守らない民泊、管理がずさんな民泊、住民に嫌われる民泊から順番に、行政の“鬼チェック”が飛んできます。
豊島区の規制強化は「東京民泊ハンター」の開幕戦にすぎない
今回の規制強化の核心はこれだ。
✔ 年120日以上の営業禁止
✔ 約7割の区域で“新規民泊の許可出さず”
✔ 違反したら過料
✔ 区が“民泊摘発モード”に本気でシフト
これ、ただの条例改正ではない。
言うなれば、
東京民泊・狩猟解禁のお知らせ。
しかも狙われるのは、
書類の整備も弱く、24時間対応も曖昧で、清掃も不安定な“個人運営民泊”。
つまり、
「住宅宿泊事業 × 自主管理 × そこそこ放置」
というオーナーほど、真っ先にドンピシャで刺さる。
豊島区は言わば、
東京23区のトップバッター。
次に名乗りを上げる区はどこだ?
目黒? 世田谷? 中野? 墨田? 江東?
住民トラブルの件数、外国人観光客の急増、住宅街への民泊浸透……
この条件が揃っている区なら、どこでも“次の豊島区”になり得る。
規制強化は「ウチの近所」で起きる身近な話
東京ではいま、住民の不満が急上昇中。
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深夜のスーツケース音で睡眠妨害
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ゴミ捨てでルール無視
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共有部分の私物化
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玄関前での配車トラブル
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騒音
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無断喫煙
これらの問題がSNSや自治体にガンガン通報され、
“民泊=迷惑施設” という空気が再び強まっている。
そして2025年、行政がようやく言いました。
「もう限界。静かに暮らしたい住民のために、ルール破る民泊は締め上げます。」
はい、ここからが本番です。
東京オーナーが知るべき“最悪な未来予測”
今、東京の住宅街で民泊をやっている人が
「本当に怖がるべき未来」はこれだ。
① あなたのエリアも突然「新規民泊禁止」になる
→ 追加物件が持てない。売却も不利に。
② 住宅宿泊事業が“実質不可能”に
→ 120日営業では赤字。実質撤退。
③ 違反の取り締まりが超強化
→ 近隣からの通報で即チェック。
④ 「管理が甘い民泊」は真っ先に狙われる
→ 宿泊者名簿不備、騒音、ゴミの管理が甘いと即アウト。
⑤ 結果、民泊の価値が“東京の住宅地では下落”
→ 投資としての魅力が薄れ、出口がふさがる。
これ、ワンオペ民泊や
「副業でちょろっと民泊やってます」系オーナーには
なかなかキツい未来。
これからの東京の民泊は、二択である
豊島区の規制を見ると、
東京の住宅民泊が今後どこに向かうのかがはっきり見える。
その道は——
🟦【選択肢①】旅館業(簡易宿所)に切り替える
これはストレートに言う。
住宅民泊で戦うのはもう限界が近い。
営業日数の制限を撤廃したいなら、
唯一の道は 旅館業に切り替えること だ。
もちろんハードルは高い:
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用途地域の制限
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防火設備の追加
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2方向避難
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消防検査
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収容人数の制限
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近隣説明会
しかし、これをクリアできれば
フル稼働365日の安定収益モデル をつくることができる。
東京で本気でやるなら、
もはや旅館業しか勝ち筋はない。
🟥【選択肢②】旅館業に切り替えられないなら……撤退が現実的
「じゃあ、旅館業に切り替えられない場合はどうするの?」
答えは残酷だが、
“あきらめる” が最も合理的な選択肢になる。
理由はシンプル:
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営業日数が半分以下にされる
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新規も増えなくなる
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競争は激化
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行政チェックは強化
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違反リスクも増大
つまり、
「努力しても制度の壁に阻まれる運営モデル」になってしまう。
これで黒字を維持するのは、
ほぼ不可能だ。
結論:豊島区の決定は“警告”であり、東京全体の“未来予告”
今回の規制は、ほんの序章。
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世田谷区が追随するかもしれない
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渋谷区が静音規制を強化するかもしれない
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港区が民泊密集エリアを制限するかもしれない
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台東区が観光地の民泊を再整理するかもしれない
もはや「ウチは大丈夫でしょ」は通用しない。
東京で住宅民泊を続けるか?
それとも、戦略を変えて生き残るか?
あなたは今、その岐路に立っている。
旅館業に切り替えるのか。
切り替えられないなら撤退するのか。
どちらの道を選ぶにしても、
“今すぐ動く人だけ” が生き残る未来が待っている。
さあ、あなたはどちらへ進む?
次の一手を誤れば、
それは「静かに訪れる終わり」への第一歩になるかもしれない。
