Columnsコラム

その違和感、無視しないで。民泊契約で失敗する人の共通点

目次

    契約前に気づけなかった“違和感”

    ――だいたい、あとから全部つながる

    民泊オーナーからの相談で、

    本当によく聞くフレーズがあります。

    「今思えば、最初から違和感はあったんです…」

    不思議なもので、

    失敗した民泊には、ほぼ例外なく“予兆”があります。

    しかもその多くは、

    契約前に、ちゃんと感じている。

    ただ――

    気づかなかったのではなく、見ないようにした

    それだけなのです。

    違和感① 話がうますぎる

    最初の打ち合わせ。

    • 想定稼働率は高め

    • 利回りはかなり良い

    • デメリットの話はほぼゼロ

    その時、心のどこかで思う。

    「うまくいきすぎじゃない?」

    でも同時に、

    こんな声も聞こえる。

    「でもプロが言うんだから…」

    この瞬間、違和感は一度、心の奥にしまわれます。

    違和感② 「大丈夫です」が多すぎる

    • この立地、大丈夫です

    • この家賃、大丈夫です

    • この競合数、大丈夫です

    理由を聞いても、

    「今はインバウンドが戻っているので」

    「他でもやっています」

    “なぜ大丈夫なのか”が説明されない。

    それでも、

    「まあ、経験がある人が言うなら…」

    と、流してしまう。

    違和感③ 土地の話が浅い

    • 駅から何分かは言う

    • でも、出口はどこか分からない

    • 夜の雰囲気の話がない

    • 近隣住民の話が出ない

    土地勘の話になると、急にふんわりする。

    ここで気づくべきでした。

    「この人、本当にこのエリア知ってる?」

    違和感④ 初期費用の説明が雑

    • 一式〇〇万円

    • 相場です

    • 皆さん払っています

    内訳を聞くと、

    「細かいところは気にしなくて大丈夫です」

    この時点で、

    お金の話を“気にしなくていい”は、

    一番気にすべきサイン

    だったのに。

    違和感⑤ 契約を急がせてくる

    • 今決めた方がいい

    • この条件は今だけ

    • 次の人が控えている

    冷静に考える時間が、ない。

    急かされる=判断力を下げられている

    それでも、

    「逃したくない」

    という感情が勝つ。

    違和感⑥ 質問すると、空気が変わる

    • 解約の話

    • うまくいかなかった事例

    • 赤字のケース

    このあたりを聞くと、

    • 話題を変えられる

    • 曖昧にされる

    • 急にテンポが悪くなる

    “聞かれたくない質問”がある時点で、

    違和感は確定していた

    のです。

    違和感⑦ 「みんなやってます」

    魔法の言葉です。

    「皆さん同じ条件でやっています」

    「今まで問題ありませんでした」

    でも冷静に考えると、

    “みんな”のその後は、誰も教えてくれない

    成功した人の話だけが、

    前に出てきます。

    契約後、違和感は“確信”に変わる

    契約後、数ヶ月。

    • 予約が思ったより入らない

    • 改善策は「様子見」

    • 数字の説明が曖昧

    ここで、ふと思い出す。

    「あの時の違和感…」

    全部、つながる瞬間です。

    なぜ違和感を無視してしまうのか

    理由はシンプルです。

    • もう決めたい

    • ここまで話を聞いた

    • 時間をかけた

    • 期待してしまった

    人は、期待したものを否定しづらい

    だから、

    違和感より、希望を選んでしまう

    本当に大事なのは「違和感を持てるか」

    ここが重要です。

    違和感を感じる=向いていない

    ではありません。

    違和感を感じる=正常

    むしろ、

    • 何も疑問がない

    • すべてスムーズ

    • 不安がゼロ

    この方が、危険です。

    これから契約する人へ

    もし今、

    • 何となく引っかかる

    • 説明が腑に落ちない

    • 「まあいいか」で流している

    そんな感覚があるなら、

    一度、別の運営会社にも話を聞いてください。

    比較すると、

    違和感の正体が、言語化される

    ことが本当に多い。

    結論:違和感は、あなたを守るセンサー

    最後に。

    契約前に感じた違和感は、

    だいたい後から正解だったと分かります。

    民泊は、

    • 始めるより

    • 契約するより

    「誰と組むか」で結果が決まる世界

    です。

    違和感を無視しないこと。

    それが、

    一番コストのかからないリスク管理です。