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民泊業界で“現場を知っている人”が減っている理由とは?

目次

    でも実は、本当に現場を知っている人は“最初から前に出ていない”だけかもしれません

    最近、
    民泊業界でかなりよく聞く言葉があります。

    「最近、現場を分かってる人減りましたよね」

    確かに、
    SNSやYouTubeを見るとそう見えるかもしれません。

    • セミナー系
    • コンサル系
    • 発信系

    ばかり目立つ。

    すると、

    「昔の現場の人たち、いなくなった?」

    みたいな空気になる。

    でも、
    10年以上この業界を見てきた感覚で言うと、

    “本当に現場を知っている人”

    って、
    そもそも昔からそんなに前に出ていません。

    むしろ逆です。

    本当に詳しい人ほど忙しい

    これ、
    かなりあります。

    民泊運営って、
    想像以上にやることが多い。

    しかも全部リアルタイム。

    実際の1日

    朝。

    • 清掃確認
    • OTA確認
    • 当日予約
    • レビュー確認

    昼。

    • 運営相談
    • オーナー打ち合わせ
    • 建築打ち合わせ
    • デザイン打ち合わせ
    • 業者連絡

    夕方。

    • 現地内覧
    • 家具確認
    • 動線確認
    • 清掃導線確認

    夜。

    • チェックイン
    • 騒音
    • Wi-Fi

    深夜。

    「お湯出ません」

    これ、
    普通です。

    つまり

    本当に現場を知っている人ほど、

    “前に出る時間がない”

    んです。

    最近かなり勘違いされやすい

    ここ重要。

    “よく見る人=詳しい人”

    ではない。

    もちろん、
    発信自体は悪くありません。

    でも最近かなり増えたのが、

    “発信がメイン業務”

    になっているケース。

    例えば。

    • YouTube撮影
    • Instagram更新
    • TikTok
    • セミナー
    • メディア出演

    これ、
    めちゃくちゃ時間使います。

    つまり、

    “現場時間”

    がかなり削られる。

    でも民泊って

    現場離れた瞬間弱くなる

    これ、
    かなりリアル。

    なぜか?

    毎日変わるから。

    • OTA
    • 清掃
    • レビュー
    • 近隣
    • インバウンド

    全部動いている。

    つまり、

    “現場感”

    がかなり重要。

    実際の現場ってかなり泥臭い

    SNSでは、

    • サウナ
    • プール
    • 高級ヴィラ
    • 映え写真

    ばかり出る。

    でも実際、
    現場で起きているのは、

    • 排水詰まり
    • ゴミ
    • Wi-Fi
    • 清掃漏れ
    • 業者遅延

    です。

    しかも本当に詳しい人ほど

    “裏側”

    を見ている。

    例えば建築。

    一般の人が見るのは、

    「オシャレ!」

    でも現場の人が見ているのは、

    • 清掃しやすいか
    • 壊れやすくないか
    • 導線どうか
    • 湿気大丈夫か
    • 備品置けるか

    です。

    デザインも同じ

    SNS映えする家具。

    でも実際。

    • 汚れやすい
    • 壊れやすい
    • 清掃大変

    かなりある。

    だから本当に運営分かってる人ほど、

    “見た目だけ”

    で判断しない。

    実際かなりあります

    「この人めちゃくちゃ詳しいな」

    と思う人。

    でもSNSほぼやってない。

    なぜか?

    普通に忙しいから。

    実際のスケジュール

    • 現地
    • 業者
    • 清掃
    • MTG
    • オーナー相談

    これで1日終わる。

    逆に最近増えているのが

    “現場感薄い発信”

    です。

    もちろん全員ではありません。

    でも最近かなりあります。

    よくある流れ

    インバウンド伸びる

    民泊参入

    SNS伸びる

    セミナー

    メディア

    ここまでは派手。

    でも実際の現場。

    • 清掃崩壊
    • スタッフ離脱
    • OTA弱い
    • 近隣問題

    かなりある。

    そして最近感じること

    “本当に詳しい人”

    って、

    「民泊を語る人」

    ではなく、

    「今日も現場で動いてる人」

    なんです。

    経験談

    実際、
    業界でよくあります。

    「あの会社最近SNS出てないですね」

    と言われる会社。

    でも実際。

    • 稼働強い
    • オーナー増えてる
    • 現場強い

    普通にある。

    逆に、

    「めちゃくちゃ有名」

    なのに、
    現場では結構ボロボロ。

    これもある。

    プロ視点で言うと

    民泊運営って、

    “知識”

    だけでは回らない。

    必要なのは、

    • 現場
    • 清掃
    • 建築
    • 導線
    • OTA
    • 業者
    • 近隣

    全部。

    つまり、

    “総合現場力”

    です。

    最後に

    2026年現在。

    民泊業界で、

    「現場を知っている人が減った」

    と言われることがあります。

    でも実際は、

    “本当に現場を知っている人は、
    昔からそんなに前に出ていない”

    の方が近いのかもしれません。

    なぜなら本当に詳しい人ほど、

    • 運営相談
    • 建築打ち合わせ
    • デザイン確認
    • 内覧
    • 清掃
    • 社内MTG

    など、

    “現場でやること”

    が山ほどあるから。

    だから今、
    本当に強い会社って、

    “一番目立つ会社”

    ではなく、

    “今日も普通に現場を回している会社”

    なのかもしれません。

     
     

    このコラムについて

    本コラムは、民泊運営歴10年・宅地建物取引士資格を持つ管理部長・柳瀬が、実務経験をもとに執筆しています。

    OTA(Airbnb・Booking.com 等)の実運用、価格調整・稼働率改善、住民・ゲスト・管理組合とのトラブル対応、行政対応・是正指導、うまくいかなかった運営や撤退判断まで――現場責任者として経験してきた民泊運営のリアルを踏まえた内容です。

    本コラムでは、きれいな成功談や理想論だけのノウハウではなく、

    **「実際に現場で何が起きるのか」「どこでつまずきやすいのか」「判断を誤りやすいポイントはどこか」**を、実務目線でお伝えしています。

    コラムを読んで

    「今の運営、このままで大丈夫なのか」

    「一度、第三者の意見を聞いてみたい」

    「これから民泊・貸別荘を始めたいが、何から考えるべきか分からない」

    と感じた方は、運営相談・新規相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

    現状整理から方向性の確認まで、実務経験をもとにお話しさせていただきます。