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「Airbnbだけ掲載した方がSEOに強いです。」その説明、本当に大丈夫ですか?

目次

    最近、オーナー様からこんなご相談をいただくことがあります。

    「以前お願いしていた運営会社から、Airbnbだけに掲載した方がいいと言われました。」

    理由を聞くと、

    「Airbnbに集中した方がSEOが上がるからです。」

    とのこと。

    SEO。

    アルゴリズム。

    最適化。

    なんとなく専門的な言葉が並ぶと、

    「そうなのかな?」

    と思ってしまいます。

    でも、ここで一度確認してほしいことがあります。

    その話、数字で説明してもらいましたか?

    「Airbnbだけの方がいい」は、何と比較しているのでしょうか?

    もちろん、Airbnbは非常に大きな販売チャネルです。

    民泊運営において重要なOTAであることは間違いありません。

    ただ、

    「Airbnbだけにした方が売上が上がります。」

    と言われた場合、

    ぜひ聞いてみてください。

    「具体的にどのくらい上がった実績がありますか?」

    「他のOTAに掲載した場合と比較した数字はありますか?」

    「掲載していないことで失っている予約はありませんか?」

    ここまで説明できる会社なら、安心できます。

    でも、

    「SEO的に強いので。」

    「Airbnbに集中した方が評価されます。」

    だけで終わるなら、少し注意が必要です。

    運営は感覚ではなく数字で判断するもの

    民泊運営で大切なのは、

    「なんとなく良さそう」

    ではありません。

    例えば、

    Airbnbのみ掲載。

    月間予約数10件。

    売上100万円。

    複数OTA掲載。

    月間予約数15件。

    売上130万円。

    この場合、

    「Airbnbだけの方がいい」

    と言えるでしょうか。

    逆に、

    Airbnbのみで売上が伸びている施設もあります。

    大切なのは、

    どちらが正しいかではありません。

    その施設にとって何が正解なのか。

    です。

    立地。

    客層。

    価格帯。

    滞在日数。

    海外比率。

    競合数。

    これによって戦略は変わります。

    「面倒だから増やさない」になっていませんか?

    実はここが一番大事です。

    複数OTAに掲載すると、

    管理は確かに増えます。

    料金調整。

    在庫管理。

    問い合わせ対応。

    レビュー管理。

    簡単ではありません。

    でも、それを整理して運用するのが運営会社の役割です。

    「管理が大変だからAirbnbだけにします。」

    これは、少し違う気がします。

    料理人が、

    「包丁が増えると大変なので一本だけ使います。」

    と言っているようなものです。

    もちろん一本で素晴らしい料理を作る人もいます。

    でも、必要な道具を使い分けるからできることもあります。

    本当に聞いてほしい質問

    運営会社から、

    「Airbnbだけが一番いいです。」

    と言われた時。

    ぜひ聞いてみてください。

    「実際にどのくらい売上が上がったんですか?」

    「他のOTAに出した場合との比較はありますか?」

    「その判断は、どんな数字をもとにしていますか?」

    ここで具体的な数字や根拠が出てくる会社なら安心です。

    逆に、

    「経験上そうです。」

    「みんなそうしています。」

    だけなら、一度立ち止まって考えてもいいかもしれません。

    管理部長のひとこと

    民泊運営では、

    「最新情報」

    「専門用語」

    「成功事例」

    という言葉はたくさん出てきます。

    でも、一番信用できるものは、

    数字です。

    売上。

    稼働率。

    ADR。

    予約経路。

    キャンセル率。

    感覚ではなく、数字を見ながら改善する。

    それが本当の運営だと思っています。

    Airbnbが悪いわけではありません。

    むしろ大切な販売チャネルです。

    ただ、

    「Airbnbだけが正解」

    ではなく、

    「なぜ、この施設にはこの販売戦略なのか」

    を説明できる運営会社を選ぶことが大切です。

     

    このコラムについて

    本コラムは、民泊運営歴10年・宅地建物取引士資格を持つ管理部長・柳瀬が、実務経験をもとに執筆しています。

    OTA(Airbnb・Booking.com 等)の実運用、価格調整・稼働率改善、住民・ゲスト・管理組合とのトラブル対応、行政対応・是正指導、うまくいかなかった運営や撤退判断まで――現場責任者として経験してきた民泊運営のリアルを踏まえた内容です。

    本コラムでは、きれいな成功談や理想論だけのノウハウではなく、

    **「実際に現場で何が起きるのか」「どこでつまずきやすいのか」「判断を誤りやすいポイントはどこか」**を、実務目線でお伝えしています。

    コラムを読んで

    「今の運営、このままで大丈夫なのか」

    「一度、第三者の意見を聞いてみたい」

    「これから民泊・貸別荘を始めたいが、何から考えるべきか分からない」

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    現状整理から方向性の確認まで、実務経験をもとにお話しさせていただきます。